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2024年度選挙結果と次の選挙がいつなのかを紹介:都知事選挙、衆議院選挙、参議院選挙、沖縄県議会選挙など

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当選を喜ぶ候補者 まとめ
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2024年は東京都知事選が大きな話題になりました。ですが、政治資金パーティ問題の影響は大きく、いくつもの重要な選挙で自民党は敗北しています。

そんな2024年の実施済選挙について、結果をまとめました。

※関連記事:政党のSNS登録者数ランキング:YouTube、インスタグラムそれぞれの登録者数や投稿数を紹介

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2024年度選挙結果

2024年度に実施された選挙の結果を紹介します(7/29時点)。

投票日告示日都道府県選挙名
1月21日1月14日滋賀県大津市長選
2月4日1月21日京都府京都市長選
2月4日1月28日群馬県前橋市長選
3月24日3月7日熊本県熊本県知事選
4月7日3月31日徳島県徳島市長選
4月28日4月16日東京都衆院東京15区補選
4月28日4月16日島根県衆院島根1区補選
4月28日4月16日長崎県衆院長崎3区補選
5月26日5月9日静岡県静岡県知事選
6月16日6月7日沖縄県沖縄県議選
7月7日6月20日東京都東京都知事選
7月7日6月20日鹿児島県鹿児島県知事選
10月27日10月10日富山県富山県知事選
10月27日10月10日岡山県岡山県知事選
(11月27日) 栃木県宇都宮市長選
(12月8日) 栃木県栃木県知事選
(12月22日) 鹿児島県鹿児島市長選
NHK選挙Webより
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大津市長選の結果

1月21日に行われた大津市長選には2人が立候補しました。自民党、公明党の推薦を受けた佐藤健司氏が当選しています。

投票率は36.61%で、大津市長選としては過去2番目の低さでした。

立候補者推薦/支援政党選挙結果
佐藤 健司氏自民党、公明党
成田 政隆氏立憲民主党、社民党 
読売新聞オンラインより

京都市長選の結果

2月4日に行われた京都市長選には5人が立候補しました。立憲民主党、自民党、公明党、国民民主党の推薦を受けた松井孝治氏が当選しました。投票率は41.67%でした。

立憲民主党が自民党、公明党と相乗りの形で推薦したことで、一部から落胆の声がもれています。

立候補者推薦/支援政党選挙結果
松井 孝治氏立憲民主党、自民党、公明党、国民民主党
福山 和人氏共産党 
村山 祥栄氏 - 
二之湯 真士氏 - 
高家 悠氏 - 
朝日新聞オンラインより

前橋市長選の結果

2月4日に行われた前橋市長選には2人が立候補しました。立憲民主党、国民民主党、共産党の推薦を受けた小川晶氏が当選しています。前橋市発の女性市長誕生です。

投票率は39.39%で、前回を3.77%下回りました。

立候補者推薦/支援政党選挙結果
小川 晶氏立憲民主党、国民民主党、共産党
山本 龍氏自民党、公明党、日本維新の会 
日本経済新聞より

熊本県知事選の結果

3月24日に行われた熊本県知事選には4人が立候補しました。投票率は49.63%で、自民党、公明党の推薦を受けた木村敬氏が当選しています。

立候補者推薦/支援政党選挙結果
木村 敬氏自民党、公明党
幸山 政史氏 - 
毛利 秀徳氏 - 
宮川 一彦氏 - 
NHK選挙Webより

徳島市長選の結果

4月7日に行われた徳島市長選には2人が立候補しました。前回の市長選で当選した当時歴代最年少の女性市長の現職は体調不良を理由に出馬しませんでした。

投票率は41.37%で、元アナウンサーの知名度を生かして遠藤氏が当選しています。

立候補者選挙結果
遠藤 彰良氏
福山 守氏 
日本経済新聞より

衆議院東京15区補欠選挙結果

4月28日に行われた衆議院東京15区補欠選挙には定員1名のところに9名が立候補しました。

投票率は40.7%で、立憲民主党の推薦を受けた新人の酒井菜摘氏が当選しています。自民党の政治資金パーティ問題の影響もあり、小池都知事が推した乙武氏は落選しています。

立候補者推薦/支援政党選挙結果
酒井 菜摘氏立憲民主党
須藤 元気氏 - 
金澤 結衣氏日本維新の会 
飯山 陽氏 - 
乙武 洋匡氏国民民主党、都民ファーストの会 
吉川 里奈氏参政党 
秋元 司氏 - 
福永 活也氏 - 
根本 良輔氏 - 
東京新聞よ

衆議院島根1区補欠選挙結果

4月28日に行われた衆議院島根1区補欠選挙には、定員1名のところに2名が立候補しました。

投票率は54.62%で、立憲民主党の推薦を受けた亀井亜紀子氏が当選しています。小選挙区制導入以来、島根県ではじめて自民党が議席を失いました。政治資金パーティ問題の影響があると考えられています。

立候補者推薦/支援政党選挙結果
亀井 亜紀子氏立憲民主党
錦織 功政氏公明党 
NHK政治ニュースより

衆院長崎3区補欠選挙結果

4月28日に行われた衆院長崎3区補欠選挙には、定員1名のところに2名が立候補しました。

立憲民主党、社民党の推薦を受けた山田勝彦氏が当選しています。投票率は35.45%で、過去最低の投票率を更新しました。政治資金パーティ問題の影響で、自民党は公認候補の擁立を見送っています。

立候補者推薦/支援政党選挙結果
山田 勝彦氏立憲民主党、社民党
井上 翔一朗氏日本維新の会 
NHK政治ニュースより

静岡県知事選結果

5月26日に行われた静岡県知事選には6人が立候補しました。

投票率は52.47%で、立憲民主党、国民民主党が推薦した鈴木氏が自民党推薦の大村氏を破って初当選しました。前知事によってストップしていた静岡県内でのリニア建設工事が進むと思われます。

立候補者推薦/支援政党選挙結果
鈴木 康友氏立憲民主党、国民民主党
大村 慎一氏自民党 
森 大介氏共産党 
濱中 都己氏 - 
村上 猛氏 - 
横山 正文氏 - 
NHK政治ニュースより

沖縄県議会議員選挙結果

6月16日に行われた沖縄県議会議員選挙では、定員48人に対して75人が立候補しました。

投票率は45.26%で、沖縄県知事玉城知事を支持する県政与党は過半数を維持できませんでした。辺野古移設の政治方針を堅持するも、舵取りがむずかしい局面になっています。

政党議席数
選挙前選挙後(うち、女性数)
自民1820(0)
共産74(1)
立民42(2)
維新22(0)
公明24(1)
社民22(1)
社大13(1)
諸(中)00(0)
無(与)109(2)
無(中)20(0)
無(野)02(0)
NHK選挙Webより

東京都知事選挙の結果

7月7日に行われた東京都知事選では、史上最多の56人が立候補しました。

選挙ポスターの独特な活用方法や政見放送での個性的なパフォーマンスなど、話題の多い選挙戦になりました。さらに開票後は当選した小池氏より落選した石丸氏や蓮舫氏、安野氏の話題が多く、メディアと政治の関係のあり方が問われた選挙にもなりました。

また、次の都議会選挙は2025年7月22日と、1年後です。同時期に参議院選挙が行われる予定であり、さらに同年10月30日には衆議院の任期満了を迎えます。都政と国政の両方にとって重要なタイミングになっています。

以下、得票率の上位5名を一覧にしています。

立候補者得票率
小池 百合子氏42.8%
石丸 伸二氏24.3%
蓮舫氏18.8%
田母神 俊雄氏3.9%
安野 貴博氏2.3%

鹿児島県知事選結果

7月7日に行われた鹿児島県知事選挙には、3人が立候補しました。

ドルフィンポート(DP)跡地の建設計画をめぐって、自民党所属の県会議員だった米丸氏が自民党を離党して知事選に挑み、現職知事と県会議員の事実上の一騎討ちになりました。

投票率は44.76%で、現職の塩田氏が2期目の当選を果たしました。

立候補者推薦/支援政党選挙結果
塩田 康一氏自民党、公明党、国民民主党
米丸 麻希子氏  
樋之口 里花氏  
NHK政治ニュースより

政権与党は6勝5敗

ここまで紹介してきた11の選挙では、自民党や公明党は6勝5敗です。苦戦していると言えるでしょう。

島根県で初めて議席を失うなど、自民党にとって政治資金パーティ問題の影響はかなり大きかったと思われます。

2024年にこれから実施予定の選挙一覧

投票日告示日都道府県選挙名
10月27日10月10日富山県富山県知事選
10月27日10月10日岡山県岡山県知事選
(11月27日) 栃木県宇都宮市長選
(12月8日) 栃木県栃木県知事選
(12月22日) 鹿児島県鹿児島市長選
NHK選挙Webより

次の衆議院選挙はいつか

自民党の政治資金パーティ問題で、岸田総理の支持率は低空飛行をつづけています。そのため、2024年中には衆議院解散総選挙となると言われています。

次の衆議院選挙はいつになるのでしょうか。

現職の衆議院議員の任期満了日は2025年10月30日です。これまで衆議院が任期満了を迎えたのは1度しかなく、任期満了日より前に解散するのが既定路線です。

内閣不信任案が提出される動きもありましたが、否決される見込みが高く、今は岸田総理の解散決断待ち状態です。

※関連記事:内閣不信任決議が可決された日本の歴代内閣4つとその経緯を紹介

現在の衆議院の議席状況

政党議席数女性議員数
自民党25722
立憲民主党9915
日本維新の会455
公明党324
共産党102
国民民主党71
有志の会41
れいわ新選組32
無所属8 –
衆議院HPより

※関連記事:世界の女性議員の人数や割合:日本は世界で何位?先進国(G7やOECD)のなかで何位?

次の参議院選挙はいつか

では、次の参議院選挙はいつになるのか。参議院は解散制度がなく、3年ごとに予定どおり選挙が行われます。

次の任期満了日は2025年7月25日です。その周辺日で参議院選挙が行われる予定です。これは東京都議会選と同時期です。

どのような結果になるのか、政権運営を左右する大きなタイミングになりそうです。

現在の参議院の議席状況

政党議席数女性議員数
自民党11724
立憲民主・社民党4020
公明党274
日本維新の会204
国民民主党134
共産党115
れいわ新選組51
沖縄の風20
NHKから国民を守る党20
無所属94
欠員2 –
参議院HPより

※関連記事:女性政治家の人数や割合:女性議員の割合が高い政党はどこか?なぜ日本は女性議員が少ないのか?

まとめ

2024年の選挙結果と、これから行われる選挙予定をお伝えしました。

東京都知事選、静岡県知事選、衆議院補欠選挙3つすべてで自民党、公明党は敗北しています。政治資金パーティ集めによる政治資金規正法違反の影響はとても大きく、自民党や岸田総理にとって転換期といえる年になりました。

2025年には次の参議院選挙も控えています。衆議院の解散がいつになるのかが今後の焦点になっています。

※関連記事:政治資金規正法とは:政治資金スキャンダルと歴代内閣への影響、政治資金規正法改正の内容をまとめました
※関連記事:政治資金収支報告書とは:収支報告の報告義務はどこまで?違反するとどうなる?

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