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歴代の財務大臣と大蔵大臣の一覧|その役割と日本経済への影響を徹底解説!

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閣僚のなかでも重要ポストと言われる「財務大臣」。歴代財務大臣を通算在職日数や所属内閣などと一緒に一覧にしました。

また、歴代でも財務大臣を長く務めた人をランキング形式で10人紹介します。

かつては大蔵大臣と呼ばれていたため、大蔵大臣も一覧やランキングに含めています。

※関連記事:歴代内閣官房長官の一覧と在職日数ランキング
※関連記事:歴代外務大臣の一覧と在職日数ランキング
※関連記事:歴代の文部科学大臣(文部大臣)の一覧

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  1. 財務大臣とは
    1. 国家予算の編成・管理
    2. 税制の運営
    3. 国債の発行
    4. 金融政策の監督
    5. 経済政策の立案
  2. 財務大臣と大蔵大臣の役割の違い
    1. 財務大臣の基本的な役割
    2. 大蔵大臣の歴史と役割
  3. 歴代財務大臣と大蔵大臣の一覧と注目人物
    1. 歴代財務大臣の注目人物TOP5
      1. 1位:宮澤喜一氏
      2. 2位:麻生太郎氏
        1. 3位:野田佳彦氏
    2. 歴代大蔵大臣の注目人物TOP5
      1. 1位:高橋是清氏
      2. 2位:松方正義
      3. 3位:水田三喜男氏
      4. 4位:竹下登氏
      5. 5位:福田赳夫氏
  4. 歴代の財務大臣(大蔵大臣)の一覧
  5. 財務大臣や大蔵大臣を長く務めた政治家ランキング
    1. 1位:高橋 是清氏(3756日)
    2. 2位:麻生 太郎氏(3214日)
    3. 3位:松方 正義氏(3150日)
    4. 4位:渡邊 國武氏(2551日)
    5. 5位:宮澤 喜一氏(1899日)
    6. 1~10位の在職日数一覧
    7. 上位10人うち7人は首相経験者
  6. 財務大臣と大蔵大臣の歴史が示す日本経済の変遷
    1. 戦前・戦後の大蔵省と財務省の変化
    2. 大蔵省から財務省への移行が与えた影響
  7. 日本の未来を支える財務大臣像とは?
    1. 今後の財務大臣に求められる資質
    2. 女性の財務大臣は誕生するか?
  8. Q&A: 歴代財務大臣・大蔵大臣の功績と役割
    1. Q1: 財務大臣と大蔵大臣の違いは何ですか?
    2. Q2: 歴代財務大臣で最も在任期間が長いのは誰ですか?
    3. Q3: 歴代大蔵大臣で最も注目された人物は誰ですか?
    4. Q4: 初代財務大臣と大蔵大臣はそれぞれ誰ですか?
    5. Q5: 女性の財務大臣や大蔵大臣はいますか?
    6. Q6: 歴代大蔵大臣が日本経済に与えた最大の影響は何ですか?
    7. Q7: 財務大臣が現在直面している課題は何ですか?
    8. Q8: 大蔵省が財務省に改組された理由は何ですか?
  9. まとめ

財務大臣とは

財務大臣は、政府の財務省を主管する大臣です。財務相ともいいます。

財政政策や税制、国家予算、国債の発行などに関する事項を担当します。具体的な職務内容としては、以下のようなものがあります。

国家予算の編成・管理

財務大臣は毎年の国家予算を編成し、それを国会に提出します。また、予算の執行を管理し、適切に運用されているかを監視します。

税制の運営

税制に関する政策の立案・実施を担当します。具体的には、税率の設定や税収の管理などがあります。

国債の発行

政府が必要とする資金を調達するために国債を発行します。これにより、政府の財政運営を支えます。

金融政策の監督

中央銀行(日本銀行)と連携して金融政策の枠組みを監督します。これには金利政策や為替レートの管理などが含まれます。

経済政策の立案

経済全般に関する政策の立案・調整を行い、国内経済の健全な発展を促進します。

財務大臣と大蔵大臣の役割の違い

財務大臣の基本的な役割

財務大臣は、日本の財政政策の中核を担う役職です。主な役割には、国家予算の編成、税制の見直し、財政政策の策定があります。予算案を策定し、国会で承認を得ることで、公共事業や社会保障など国家運営の基盤を支えます。

また、税制の管理を通じて、国民負担と経済成長のバランスを取る役割も重要です。

さらに、国際会議に参加し、財政健全化や国際経済の課題に対応することで、日本の経済的地位を高める使命も担っています。

これらの役割を通じて、財務大臣は国内外の経済政策に大きな影響を与えています。

大蔵大臣の歴史と役割

戦前・戦後の大蔵大臣は、日本の財政運営の中心的役割を果たしました。

戦前は、軍事費の調達や戦時経済の管理が重要な任務でした。例えば大蔵大臣・高橋是清は日本銀行副総裁として日露戦争の戦費調達を果たし、日本が戦いやすい状態をつくりました。

さらに1929年の世界恐慌からいち早く日本経済を復興に導き、国内での評価を高めました。後に総理大臣に就任しています。

※高橋是清については以下の記事で詳しく解説しています。
内閣総理大臣・高橋是清は何をした人か:暗殺の経緯や理由(二・二六事件)と後世の評価を解説

戦後、大蔵大臣の役割は大きく変化し、戦後復興期には財政再建と経済成長を両立させることが課題となりました。特に高度経済成長期には、大蔵省の統制下で金融機関を監督し、産業政策を推進しました。

この時代、大蔵大臣は日本経済を国際競争力のあるものに育てるために、財政政策と金融政策を緻密に組み合わせる役割を果たしました。

1998年の金融再編によって財務省へと移行するまで、大蔵大臣は経済政策の中心人物として日本経済を支え続けました。

歴代財務大臣と大蔵大臣の一覧と注目人物

ボスのいすに座る人

歴代財務大臣の注目人物TOP5

1位:宮澤喜一氏

宮澤喜一は1980年代から1990年代にかけて、日本の経済政策に多大な影響を与えた財務大臣です。

特に1991年のバブル経済崩壊後、財政運営の安定化を図る役割を担いました。彼は慎重な財政政策と国際協調を重視し、主要先進国との経済連携を強化しました。

また、アジア諸国の経済発展を支援する政策にも取り組み、日本の国際的な影響力を高めた人物として知られています。後に内閣総理大臣としても活躍し、経済政策の経験をもとに国政全般を指導しました。

2位:麻生太郎氏

麻生太郎は、歴代最長の約7年7か月にわたり財務大臣を務め、日本の財政運営に大きな足跡を残しました。

特にリーマンショック後の経済混乱期には、迅速な金融支援や公共事業の推進を通じて景気を下支えしました。

また、財政健全化の目標を掲げながらも、柔軟な財政政策を展開。国際的な場でも積極的に発言し、日本の経済的プレゼンスを示しました。

消費税率引き上げを含む税制改革を進める一方で、経済成長との両立を模索する政策を展開した点が高く評価されています。

3位:野田佳彦氏

野田佳彦は、2011年に財務大臣から内閣総理大臣へと転じる前、財政再建の重要性を強調した政策で注目されました。財務大臣時代には、消費税引き上げの必要性を訴え、持続可能な社会保障制度の基盤作りに尽力しました。

また、民主党政権下で、経済と財政の安定を目指す政策を進め、財政赤字を削減する方策を具体化しました。特に消費税増税の法案成立は、長期的な財政基盤強化を目指す野田の信念を象徴する政策として知られています。

歴代大蔵大臣の注目人物TOP5

1位:高橋是清氏

高橋是清は大恐慌の最中、大蔵大臣として日本経済を復興に導いた功績で知られています。

彼は大胆な金融政策を実施し、金本位制を停止することで円安を促進。さらに、公共事業を積極的に展開し、景気回復を図りました。これにより、日本は主要国に先駆けて不況を脱しました。

また、軍事費の抑制にも努め、財政の安定化を目指しましたが、これが軍部との対立を招き、二・二六事件で暗殺される結果となりました。

その実績と理念は、現代の経済政策にも影響を与えています。

なお、二・二六事件については以下の記事で詳しく解説しています。
二・二六事件の真相と影響: 日本政治を揺るがした皇道派・青年将校の反乱はなぜ起きたのか

2位:松方正義

松方正義は明治時代、日本の財政基盤を確立した大蔵大臣です。

彼は1880年代に財政改革を断行し、不換紙幣を整理して貨幣価値の安定化を実現しました。この「松方デフレ」は農村に大きな打撃を与えたものの、長期的には日本の近代経済を支える金本位制の導入を可能にしました。

さらに、国家財政の透明性を高めるため、官営事業の民営化を推進。後に内閣総理大臣も務め、日本の近代化に大きく貢献しました。

なお、松方正義については以下の記事で詳しく解説しています。
内閣総理大臣・松方正義の生涯と政治家としての業績:日本銀行設立と松方デフレなど財政政策と後世の影響

3位:水田三喜男氏

水田三喜男は、戦後日本の経済復興期における財政政策を主導した大蔵大臣です。

池田勇人内閣のもと、所得倍増計画を支える財政運営を担当。財政規律を重視しつつも、経済成長を支える積極的な予算編成を行いました。

また、金融政策や税制改革を通じて、高度経済成長期の基盤を整備。冷静な判断と堅実な施策で、戦後日本の経済発展を支えた人物として高く評価されています。

佐藤栄作夫人は水田氏の追悼集で「大蔵大臣といえば、戦前は高橋是清、戦後は水田三喜男」と評しています。

4位:竹下登氏

竹下登は1980年代後半、大蔵大臣としてバブル経済期の財政運営に携わりました。彼は消費税導入を提案し、日本の税制改革を大きく前進させました。

また、経済政策においても、積極的な公共投資を行い、地方経済の振興を図りました。しかし、バブル経済の膨張には歯止めをかけられず、後の経済停滞の課題が残されました。

総理大臣時代にも政治手腕を発揮し、戦後政治史に大きな影響を与えた人物です。

5位:福田赳夫氏

福田赳夫は、大蔵大臣として財政再建を重視した政策を展開しました。特に1960年代、外貨不足の克服を目指し、為替管理や輸出振興に注力しました。

また、総需要抑制政策を採用し、インフレ抑制に成功。これにより、日本経済の安定的成長を支える役割を果たしました。

後に内閣総理大臣となり、経済運営のみならず、外交面でも活躍。財政規律を重視した彼の政策は、今日の財務運営にも通じる重要な教訓を残しています。

歴代の財務大臣(大蔵大臣)の一覧

閣僚のなかでも重要な財務大臣ですが、過去に務めた政治家は誰だったのか。一覧にまとめました。

※関連記事:松方正義の生涯と政治家としての業績:日本銀行設立と松方デフレなど財政政策と後世の影響を紹介

時代氏名内閣在職期間在職日数
明治井上 馨第一次伊藤内閣1885年12月22日1888年4月30日861
伊藤 博文第一次伊藤内閣1888年2月1日1888年4月30日90
大隈 重信第一次伊藤内閣1888年2月1日1888年4月30日90
大隈 重信黒田内閣1888年4月30日1889年10月25日544
青木 周蔵第一次山縣内閣1889年12月24日1891年5月6日499
青木 周蔵第一次松方内閣1891年5月6日1892年8月8日461
榎本 武揚第一次松方内閣1891年5月29日1892年8月8日438
陸奥 宗光第二次伊藤内閣1892年8月8日1896年8月31日1485
西園寺 公望第二次伊藤内閣1896年5月30日1896年8月31日94
西園寺 公望第二次松方内閣1896年9月18日1898年1月12日482
大隈 重信第二次松方内閣1896年9月22日1898年1月12日478
西 徳二郎第二次松方内閣1897年11月6日1898年1月12日68
西 徳二郎第三次伊藤内閣1898年1月12日1898年6月30日170
大隈 重信第一次大隈内閣1898年6月30日1898年11月8日132
青木 周蔵第二次山縣内閣1898年11月8日1900年10月19日712
加藤 高明第四次伊藤内閣1900年10月19日1901年5月10日204
曾禰 荒助第一次桂内閣1901年6月2日1906年1月7日1681
小村 寿太郎第一次桂内閣1901年9月21日1906年1月7日1570
加藤 高明第一次西園寺内閣1906年1月7日1908年7月14日920
西園寺 公望第一次西園寺内閣1906年3月3日1908年7月14日865
林 董第一次西園寺内閣1906年5月19日1908年7月14日788
寺内 正毅第二次桂内閣1908年7月14日1911年8月30日1143
小村 寿太郎第二次桂内閣1908年8月27日1911年8月30日1099
内田 康哉第二次西園寺内閣1911年8月30日1912年12月21日480
大正桂 太郎第三次桂内閣1912年12月21日1913年2月20日62
加藤 高明第三次桂内閣1913年1月29日1913年2月20日23
牧野 伸顕山本内閣1913年2月20日1914年4月16日421
加藤 高明第二次大隈内閣1914年4月16日1915年10月9日542
大隈 重信第二次大隈内閣1915年8月10日1916年10月9日427
石井 菊次郎第二次大隈内閣1915年10月13日1916年10月9日363
寺内 正毅寺内内閣1916年10月9日1918年9月29日721
本野 一郎寺内内閣1916年11月21日1918年9月29日678
後藤 新平寺内内閣1918年4月23日1918年9月29日160
内田 康哉原内閣1918年9月29日1921年11月4日1133
内田 康哉高橋内閣1921年11月13日1922年6月12日212
内田 康哉加藤友三郎内閣1922年6月12日1923年9月2日448
山本 権兵衞第二次山本内閣1923年9月2日1924年1月7日128
伊集院 彦吉第二次山本内閣1923年9月19日1924年1月7日111
松井 慶四郎清浦内閣1924年1月7日1924年6月11日157
幣原 喜重郎加藤高明内閣1924年6月11日1926年1月30日599
昭和(戦前)幣原 喜重郎第一次若槻内閣1926年1月30日1927年4月20日446
田中 義一田中義一内閣1927年4月20日1929年7月2日805
幣原 喜重郎濱口内閣1929年7月2日1931年4月14日652
幣原 喜重郎第二次若槻内閣1931年4月14日1931年12月13日244
犬養 毅犬養内閣1931年12月13日1932年5月26日166
芳澤 謙吉犬養内閣1932年1月14日1932年5月26日134
斎藤 実斎藤内閣1932年5月26日1934年7月8日774
内田 康哉斎藤内閣1932年7月6日1934年7月8日733
廣田 弘毅斎藤内閣1933年9月14日1934年7月8日298
廣田 弘毅岡田内閣1934年7月8日1936年3月9日611
廣田 弘毅廣田内閣1936年3月9日1937年2月2日331
有田 八郎廣田内閣1936年4月2日1937年2月2日307
林 銑十郎林内閣1937年2月2日1937年6月4日123
佐藤 尚武林内閣1937年3月3日1937年6月4日94
廣田 弘毅第一次近衛内閣1937年6月4日1939年1月5日581
宇垣 一成第一次近衛内閣1938年5月26日1939年1月5日225
近衞 文麿第一次近衛内閣1938年9月30日1939年1月5日98
有田 八郎第一次近衛内閣1938年10月29日1939年1月5日69
有田 八郎平沼内閣1939年1月5日1939年8月30日238
阿部 信行安部内閣1939年8月30日1940年1月16日140
野村吉三郎安部内閣1939年9月25日1940年1月16日114
有田 八郎米内内閣1940年1月16日1940年7月22日189
松岡 洋右第二次近衛内閣1940年7月22日1941年7月18日362
豊田貞次郎第三次近衛内閣1941年7月18日1941年10月18日93
東郷 茂德東條内閣1941年10月18日1944年7月22日1009
東條 英機東條内閣1942年9月1日1944年7月22日691
谷 正之東條内閣1942年9月17日1944年7月22日675
重光 葵東條内閣1943年4月20日1944年7月22日460
重光 葵小磯内閣1944年7月22日1945年4月7日260
鈴木 貫太郎鈴木貫太郎内閣1945年4月7日1945年8月17日133
東郷 茂徳鈴木貫太郎内閣1945年4月9日1945年8月17日131
昭和(戦後)重光 葵東久邇宮内閣1945年8月17日1945年10月9日54
吉田 茂東久邇宮内閣1945年9月15日1945年10月9日25
吉田 茂幣原内閣1945年10月9日1946年5月22日226
吉田 茂第一次吉田内閣1946年5月22日1947年5月24日368
片山 哲片山内閣1947年5月24日1948年3月10日292
芦田 均片山内閣1947年6月1日1948年3月10日284
芦田 均芦田内閣1948年3月10日1948年10月15日220
吉田 茂第二次吉田内閣1948年10月15日1949年2月16日125
吉田 茂第三次吉田内閣1949年2月16日1950年6月28日498
吉田 茂第三次吉田内閣・第一次改造内閣1950年6月28日1951年7月4日372
吉田 茂第三次吉田内閣・第二次改造内閣1951年7月4日1951年12月26日176
吉田 茂第三次吉田内閣・第三次改造内閣1951年12月26日1952年10月30日310
岡崎 勝男第三次吉田内閣・第三次改造内閣1952年4月1日1952年10月30日213
岡崎 勝男第四次吉田内閣1952年10月30日1953年5月21日204
岡崎 勝男第五次吉田内閣1953年5月21日1954年12月10日569
重光 葵第一次鳩山一郎内閣1954年12月10日1955年3月19日100
重光 葵第二次鳩山一郎内閣1955年3月19日1955年11月22日249
重光 葵第三次鳩山一郎内閣1955年11月22日1956年12月23日398
岸 信介石橋内閣1956年12月23日1957年2月25日65
岸 信介第一次岸内閣1957年2月25日1957年7月10日136
藤山 愛一郎第一次岸内閣・第一次改造内閣1957年7月10日1958年6月12日338
藤山 愛一郎第二次岸内閣1958年6月12日1959年6月18日372
藤山 愛一郎第二次岸内閣・第二次改造内閣1959年6月18日1960年7月19日398
小坂 善太郎第一次池田内閣1960年7月19日1960年12月8日143
小坂 善太郎第二次池田内閣1960年12月8日1961年7月18日223
小坂 善太郎第二次池田内閣・第一次改造内閣1961年7月18日1962年7月18日366
大平 正芳第二次池田内閣・第二次改造内閣1962年7月18日1963年7月18日366
大平 正芳第二次池田内閣・第三次改造内閣1963年7月18日1963年12月9日145
大平 正芳第三次池田内閣1963年12月9日1964年7月18日223
椎名 悦三郎第三次池田内閣・第一次改造内閣1964年7月18日1964年11月9日115
椎名 悦三郎第一次佐藤内閣1964年11月9日1965年6月3日207
椎名 悦三郎第一次佐藤内閣・第一次改造内閣1965年6月3日1966年8月1日425
椎名 悦三郎第一次佐藤内閣・第二次改造内閣1966年8月1日1966年12月3日125
三木 武夫第一次佐藤内閣・第三次改造内閣1966年12月3日1967年2月17日77
三木 武夫第二次佐藤内閣1967年2月17日1967年11月25日282
三木 武夫第二次佐藤内閣・第一次改造内閣1967年11月25日1968年11月30日372
佐藤 栄作第二次佐藤内閣・第一次改造内閣1968年10月29日1968年11月30日33
愛知 揆一第二次佐藤内閣・第二次改造内閣1968年11月30日1970年1月14日411
愛知 揆一第三次佐藤内閣1970年1月14日1971年7月5日538
福田 赳夫第三次佐藤内閣・改造内閣1971年7月5日1972年7月7日369
大平 正芳第一次田中角栄内閣1972年7月7日1972年12月22日169
大平 正芳第二次田中角栄内閣1972年12月22日1973年11月25日339
大平 正芳第二次田中角栄内閣・第一次改造内閣1973年11月25日1974年11月11日352
木村 俊夫第二次田中角栄内閣・第一次改造内閣1974年7月16日1974年11月11日119
木村 俊夫第二次田中角栄内閣・第二次改造内閣1974年11月11日1974年12月9日29
宮澤 喜一三木内閣1974年12月9日1976年9月15日647
小坂 善太郎三木内閣・改造内閣1976年9月15日1976年12月24日101
鳩山 威一郎福田赳夫内閣1976年12月24日1977年11月28日340
園田 直福田赳夫内閣・改造内閣1977年11月28日1978年12月7日375
園田 直第一次大平内閣1978年12月7日1979年11月9日338
大来 佐武郎第二次大平内閣1979年11月9日1980年6月12日217
伊東 正義鈴木善幸内閣1980年7月17日1982年11月27日864
園田 直鈴木善幸内閣1981年5月18日1982年11月27日559
安倍 晋太郎第一次中曽根内閣1982年11月27日1983年12月27日396
安倍 晋太郎第二次中曽根内閣1983年12月27日1984年11月1日311
安倍 晋太郎第二次中曽根内閣・第一次改造内閣1984年11月1日1985年12月28日423
安倍 晋太郎第二次中曽根内閣・第二次改造内閣1985年12月28日1986年7月22日207
倉成 正第三次中曽根内閣1986年7月22日1987年11月6日473
宇野 宗佑竹下内閣1987年11月6日1988年12月27日418
宇野 宗佑竹下内閣・改造内閣1988年12月27日1989年6月3日159
三塚 博宇野内閣1989年6月3日1989年8月10日69
中山 太郎第一次海部内閣1989年8月10日1990年2月28日203
平成中山 太郎第二次海部内閣1990年2月28日1990年12月29日305
中山 太郎第二次海部内閣・改造内閣1990年12月29日1991年11月5日312
渡辺 美智雄宮澤内閣1991年11月5日1992年12月12日404
渡辺 美智雄宮澤内閣・改造内閣1992年12月12日1993年8月9日241
武藤 嘉文宮澤内閣・改造内閣1993年4月7日1993年8月9日125
羽田 孜細川内閣1993年8月9日1994年4月28日263
柿澤 弘治羽田内閣1994年4月28日1994年6月30日64
河野 洋平村山内閣1994年6月30日1995年8月8日405
河野 洋平村山内閣・改造内閣1995年8月8日1995年10月2日56
池田 行彦第一次橋本内閣1996年1月11日1996年11月7日302
池田 行彦第二次橋本内閣1996年11月7日1997年9月11日309
小渕 恵三第二次橋本内閣・改造内閣1997年9月11日1998年7月30日323
高村 正彦小渕内閣1998年7月30日1999年1月14日169
高村 正彦小渕内閣・第一次改造内閣1999年1月14日1999年10月5日265
河野 洋平小渕内閣・第二次改造内閣1999年10月5日2000年4月5日184
河野 洋平第一次森内閣2000年4月5日2000年7月4日91
河野 洋平第二次森内閣2000年7月4日2000年12月5日155
河野 洋平第二次森内閣・改造内閣2000年12月5日2001年1月6日33
河野 洋平第二次森内閣・改造内閣(省庁再編後)2001年1月6日2001年4月26日111
田中 眞紀子第一次小泉内閣2001年4月26日2002年9月30日523
小泉 純一郎第一次小泉内閣2002年1月30日2002年9月30日244
川口 順子第一次小泉内閣2002年2月1日2002年9月30日242
川口 順子第一次小泉内閣・第一次改造内閣2002年9月30日2003年9月22日358
川口 順子第一次小泉内閣・第二次改造内閣2003年9月22日2003年11月19日59
川口 順子第二次小泉内閣2003年11月19日2004年9月27日314
町村 信孝第二次小泉内閣・改造内閣2004年9月27日2005年9月21日360
町村 信孝第三次小泉内閣2005年9月21日2005年10月31日41
麻生 太郎第三次小泉内閣・改造内閣2005年10月31日2006年9月26日331
麻生 太郎第一次安倍内閣2006年9月26日2007年8月27日336
町村 信孝第一次安倍内閣・改造内閣2007年8月27日2007年9月26日31
高村 正彦福田康夫内閣2007年9月26日2008年8月2日312
高村 正彦福田康夫内閣・改造内閣2008年8月2日2008年9月24日54
中曽根 弘文麻生内閣2008年9月24日2009年9月16日358
岡田 克也鳩山由紀夫内閣2009年9月16日2010年6月8日266
岡田 克也菅直人内閣2010年6月8日2010年9月17日102
前原 誠司菅直人内閣・第一次改造内閣2010年9月17日2011年1月14日120
前原 誠司菅直人内閣・第二次改造内閣2011年1月14日2011年9月2日232
枝野 幸男菅直人内閣・第二次改造内閣2011年3月7日2011年9月2日180
松本 剛明菅直人内閣・第二次改造内閣2011年3月9日2011年9月2日178
玄葉 光一郎野田内閣2011年9月2日2012年1月14日135
玄葉 光一郎野田内閣・第一次改造内閣2012年1月14日2012年6月4日143
玄葉 光一郎野田内閣・第二次改造内閣2012年6月4日2012年10月1日120
玄葉 光一郎野田内閣・第三次改造内閣2012年10月1日2012年12月26日87
岸田 文雄)第二次安倍内閣2012年12月26日2014年9月3日617
岸田 文雄第二次安倍内閣・改造内閣2014年9月3日2014年12月24日113
岸田 文雄第三次安倍内閣2014年12月24日2015年10月7日288
岸田 文雄第三次安倍内閣・第一次改造内閣2015年10月7日2016年8月3日302
岸田 文雄第三次安倍内閣・第二次改造内閣2016年8月3日2017年8月3日366
河野 太郎第三次安倍内閣・第三次改造内閣2017年8月3日2017年11月1日91
河野 太郎第四次安倍内閣2017年11月1日2018年10月2日336
河野 太郎第四次安倍内閣・第一次改造内閣2018年10月2日2019年9月11日345
令和茂木 敏充第四次安倍内閣・第二次改造内閣2019年9月11日2020年9月16日372
茂木 敏充菅義偉内閣2020年9月16日2021年10月4日384
岸田 文雄第一次岸田内閣2021年10月4日2021年11月10日38
茂木 敏充第一次岸田内閣2021年10月4日2021年11月4日32
林 芳正第二次岸田内閣2021年11月10日2022年8月10日274
林 芳正第二次岸田内閣・第一次改造内閣2022年8月10日2023年9月13日400
上川 陽子第二次岸田内閣・第二次改造内閣2023年9月13日(現在)(現在)
時代氏名内閣在職期間在職日数
明治井上 馨第一次伊藤内閣1885年12月22日1888年4月30日861
伊藤 博文第一次伊藤内閣1888年2月1日1888年4月30日90
大隈 重信第一次伊藤内閣1888年2月1日1888年4月30日90
大隈 重信黒田内閣1888年4月30日1889年10月25日544
青木 周蔵第一次山縣内閣1889年12月24日1891年5月6日499
青木 周蔵第一次松方内閣1891年5月6日1892年8月8日461
榎本 武揚第一次松方内閣1891年5月29日1892年8月8日438
陸奥 宗光第二次伊藤内閣1892年8月8日1896年8月31日1485
西園寺 公望第二次伊藤内閣1896年5月30日1896年8月31日94
西園寺 公望第二次松方内閣1896年9月18日1898年1月12日482
大隈 重信第二次松方内閣1896年9月22日1898年1月12日478
西 徳二郎第二次松方内閣1897年11月6日1898年1月12日68
西 徳二郎第三次伊藤内閣1898年1月12日1898年6月30日170
大隈 重信第一次大隈内閣1898年6月30日1898年11月8日132
青木 周蔵第二次山縣内閣1898年11月8日1900年10月19日712
加藤 高明第四次伊藤内閣1900年10月19日1901年5月10日204
曾禰 荒助第一次桂内閣1901年6月2日1906年1月7日1681
小村 寿太郎第一次桂内閣1901年9月21日1906年1月7日1570
加藤 高明第一次西園寺内閣1906年1月7日1908年7月14日920
西園寺 公望第一次西園寺内閣1906年3月3日1908年7月14日865
林 董第一次西園寺内閣1906年5月19日1908年7月14日788
寺内 正毅第二次桂内閣1908年7月14日1911年8月30日1143
小村 寿太郎第二次桂内閣1908年8月27日1911年8月30日1099
内田 康哉第二次西園寺内閣1911年8月30日1912年12月21日480
大正桂 太郎第三次桂内閣1912年12月21日1913年2月20日62
加藤 高明第三次桂内閣1913年1月29日1913年2月20日23
牧野 伸顕山本内閣1913年2月20日1914年4月16日421
加藤 高明第二次大隈内閣1914年4月16日1915年10月9日542
大隈 重信第二次大隈内閣1915年8月10日1916年10月9日427
石井 菊次郎第二次大隈内閣1915年10月13日1916年10月9日363
寺内 正毅寺内内閣1916年10月9日1918年9月29日721
本野 一郎寺内内閣1916年11月21日1918年9月29日678
後藤 新平寺内内閣1918年4月23日1918年9月29日160
内田 康哉原内閣1918年9月29日1921年11月4日1133
内田 康哉高橋内閣1921年11月13日1922年6月12日212
内田 康哉加藤友三郎内閣1922年6月12日1923年9月2日448
山本 権兵衞第二次山本内閣1923年9月2日1924年1月7日128
伊集院 彦吉第二次山本内閣1923年9月19日1924年1月7日111
松井 慶四郎清浦内閣1924年1月7日1924年6月11日157
幣原 喜重郎加藤高明内閣1924年6月11日1926年1月30日599
昭和(戦前)幣原 喜重郎第一次若槻内閣1926年1月30日1927年4月20日446
田中 義一田中義一内閣1927年4月20日1929年7月2日805
幣原 喜重郎濱口内閣1929年7月2日1931年4月14日652
幣原 喜重郎第二次若槻内閣1931年4月14日1931年12月13日244
犬養 毅犬養内閣1931年12月13日1932年5月26日166
芳澤 謙吉犬養内閣1932年1月14日1932年5月26日134
斎藤 実斎藤内閣1932年5月26日1934年7月8日774
内田 康哉斎藤内閣1932年7月6日1934年7月8日733
廣田 弘毅斎藤内閣1933年9月14日1934年7月8日298
廣田 弘毅岡田内閣1934年7月8日1936年3月9日611
廣田 弘毅廣田内閣1936年3月9日1937年2月2日331
有田 八郎廣田内閣1936年4月2日1937年2月2日307
林 銑十郎林内閣1937年2月2日1937年6月4日123
佐藤 尚武林内閣1937年3月3日1937年6月4日94
廣田 弘毅第一次近衛内閣1937年6月4日1939年1月5日581
宇垣 一成第一次近衛内閣1938年5月26日1939年1月5日225
近衞 文麿第一次近衛内閣1938年9月30日1939年1月5日98
有田 八郎第一次近衛内閣1938年10月29日1939年1月5日69
有田 八郎平沼内閣1939年1月5日1939年8月30日238
阿部 信行安部内閣1939年8月30日1940年1月16日140
野村吉三郎安部内閣1939年9月25日1940年1月16日114
有田 八郎米内内閣1940年1月16日1940年7月22日189
松岡 洋右第二次近衛内閣1940年7月22日1941年7月18日362
豊田貞次郎第三次近衛内閣1941年7月18日1941年10月18日93
東郷 茂德東條内閣1941年10月18日1944年7月22日1009
東條 英機東條内閣1942年9月1日1944年7月22日691
谷 正之東條内閣1942年9月17日1944年7月22日675
重光 葵東條内閣1943年4月20日1944年7月22日460
重光 葵小磯内閣1944年7月22日1945年4月7日260
鈴木 貫太郎鈴木貫太郎内閣1945年4月7日1945年8月17日133
東郷 茂徳鈴木貫太郎内閣1945年4月9日1945年8月17日131
昭和(戦後)重光 葵東久邇宮内閣1945年8月17日1945年10月9日54
吉田 茂東久邇宮内閣1945年9月15日1945年10月9日25
吉田 茂幣原内閣1945年10月9日1946年5月22日226
吉田 茂第一次吉田内閣1946年5月22日1947年5月24日368
片山 哲片山内閣1947年5月24日1948年3月10日292
芦田 均片山内閣1947年6月1日1948年3月10日284
芦田 均芦田内閣1948年3月10日1948年10月15日220
吉田 茂第二次吉田内閣1948年10月15日1949年2月16日125
吉田 茂第三次吉田内閣1949年2月16日1950年6月28日498
吉田 茂第三次吉田内閣・第一次改造内閣1950年6月28日1951年7月4日372
吉田 茂第三次吉田内閣・第二次改造内閣1951年7月4日1951年12月26日176
吉田 茂第三次吉田内閣・第三次改造内閣1951年12月26日1952年10月30日310
岡崎 勝男第三次吉田内閣・第三次改造内閣1952年4月1日1952年10月30日213
岡崎 勝男第四次吉田内閣1952年10月30日1953年5月21日204
岡崎 勝男第五次吉田内閣1953年5月21日1954年12月10日569
重光 葵第一次鳩山一郎内閣1954年12月10日1955年3月19日100
重光 葵第二次鳩山一郎内閣1955年3月19日1955年11月22日249
重光 葵第三次鳩山一郎内閣1955年11月22日1956年12月23日398
岸 信介石橋内閣1956年12月23日1957年2月25日65
岸 信介第一次岸内閣1957年2月25日1957年7月10日136
藤山 愛一郎第一次岸内閣・第一次改造内閣1957年7月10日1958年6月12日338
藤山 愛一郎第二次岸内閣1958年6月12日1959年6月18日372
藤山 愛一郎第二次岸内閣・第二次改造内閣1959年6月18日1960年7月19日398
小坂 善太郎第一次池田内閣1960年7月19日1960年12月8日143
小坂 善太郎第二次池田内閣1960年12月8日1961年7月18日223
小坂 善太郎第二次池田内閣・第一次改造内閣1961年7月18日1962年7月18日366
大平 正芳第二次池田内閣・第二次改造内閣1962年7月18日1963年7月18日366
大平 正芳第二次池田内閣・第三次改造内閣1963年7月18日1963年12月9日145
大平 正芳第三次池田内閣1963年12月9日1964年7月18日223
椎名 悦三郎第三次池田内閣・第一次改造内閣1964年7月18日1964年11月9日115
椎名 悦三郎第一次佐藤内閣1964年11月9日1965年6月3日207
椎名 悦三郎第一次佐藤内閣・第一次改造内閣1965年6月3日1966年8月1日425
椎名 悦三郎第一次佐藤内閣・第二次改造内閣1966年8月1日1966年12月3日125
三木 武夫第一次佐藤内閣・第三次改造内閣1966年12月3日1967年2月17日77
三木 武夫第二次佐藤内閣1967年2月17日1967年11月25日282
三木 武夫第二次佐藤内閣・第一次改造内閣1967年11月25日1968年11月30日372
佐藤 栄作第二次佐藤内閣・第一次改造内閣1968年10月29日1968年11月30日33
愛知 揆一第二次佐藤内閣・第二次改造内閣1968年11月30日1970年1月14日411
愛知 揆一第三次佐藤内閣1970年1月14日1971年7月5日538
福田 赳夫第三次佐藤内閣・改造内閣1971年7月5日1972年7月7日369
大平 正芳第一次田中角栄内閣1972年7月7日1972年12月22日169
大平 正芳第二次田中角栄内閣1972年12月22日1973年11月25日339
大平 正芳第二次田中角栄内閣・第一次改造内閣1973年11月25日1974年11月11日352
木村 俊夫第二次田中角栄内閣・第一次改造内閣1974年7月16日1974年11月11日119
木村 俊夫第二次田中角栄内閣・第二次改造内閣1974年11月11日1974年12月9日29
宮澤 喜一三木内閣1974年12月9日1976年9月15日647
小坂 善太郎三木内閣・改造内閣1976年9月15日1976年12月24日101
鳩山 威一郎福田赳夫内閣1976年12月24日1977年11月28日340
園田 直福田赳夫内閣・改造内閣1977年11月28日1978年12月7日375
園田 直第一次大平内閣1978年12月7日1979年11月9日338
大来 佐武郎第二次大平内閣1979年11月9日1980年6月12日217
伊東 正義鈴木善幸内閣1980年7月17日1982年11月27日864
園田 直鈴木善幸内閣1981年5月18日1982年11月27日559
安倍 晋太郎第一次中曽根内閣1982年11月27日1983年12月27日396
安倍 晋太郎第二次中曽根内閣1983年12月27日1984年11月1日311
安倍 晋太郎第二次中曽根内閣・第一次改造内閣1984年11月1日1985年12月28日423
安倍 晋太郎第二次中曽根内閣・第二次改造内閣1985年12月28日1986年7月22日207
倉成 正第三次中曽根内閣1986年7月22日1987年11月6日473
宇野 宗佑竹下内閣1987年11月6日1988年12月27日418
宇野 宗佑竹下内閣・改造内閣1988年12月27日1989年6月3日159
三塚 博宇野内閣1989年6月3日1989年8月10日69
中山 太郎第一次海部内閣1989年8月10日1990年2月28日203
平成中山 太郎第二次海部内閣1990年2月28日1990年12月29日305
中山 太郎第二次海部内閣・改造内閣1990年12月29日1991年11月5日312
渡辺 美智雄宮澤内閣1991年11月5日1992年12月12日404
渡辺 美智雄宮澤内閣・改造内閣1992年12月12日1993年8月9日241
武藤 嘉文宮澤内閣・改造内閣1993年4月7日1993年8月9日125
羽田 孜細川内閣1993年8月9日1994年4月28日263
柿澤 弘治羽田内閣1994年4月28日1994年6月30日64
河野 洋平村山内閣1994年6月30日1995年8月8日405
河野 洋平村山内閣・改造内閣1995年8月8日1995年10月2日56
池田 行彦第一次橋本内閣1996年1月11日1996年11月7日302
池田 行彦第二次橋本内閣1996年11月7日1997年9月11日309
小渕 恵三第二次橋本内閣・改造内閣1997年9月11日1998年7月30日323
高村 正彦小渕内閣1998年7月30日1999年1月14日169
高村 正彦小渕内閣・第一次改造内閣1999年1月14日1999年10月5日265
河野 洋平小渕内閣・第二次改造内閣1999年10月5日2000年4月5日184
河野 洋平第一次森内閣2000年4月5日2000年7月4日91
河野 洋平第二次森内閣2000年7月4日2000年12月5日155
河野 洋平第二次森内閣・改造内閣2000年12月5日2001年1月6日33
河野 洋平第二次森内閣・改造内閣(省庁再編後)2001年1月6日2001年4月26日111
田中 眞紀子第一次小泉内閣2001年4月26日2002年9月30日523
小泉 純一郎第一次小泉内閣2002年1月30日2002年9月30日244
川口 順子第一次小泉内閣2002年2月1日2002年9月30日242
川口 順子第一次小泉内閣・第一次改造内閣2002年9月30日2003年9月22日358
川口 順子第一次小泉内閣・第二次改造内閣2003年9月22日2003年11月19日59
川口 順子第二次小泉内閣2003年11月19日2004年9月27日314
町村 信孝第二次小泉内閣・改造内閣2004年9月27日2005年9月21日360
町村 信孝第三次小泉内閣2005年9月21日2005年10月31日41
麻生 太郎第三次小泉内閣・改造内閣2005年10月31日2006年9月26日331
麻生 太郎第一次安倍内閣2006年9月26日2007年8月27日336
町村 信孝第一次安倍内閣・改造内閣2007年8月27日2007年9月26日31
高村 正彦福田康夫内閣2007年9月26日2008年8月2日312
高村 正彦福田康夫内閣・改造内閣2008年8月2日2008年9月24日54
中曽根 弘文麻生内閣2008年9月24日2009年9月16日358
岡田 克也鳩山由紀夫内閣2009年9月16日2010年6月8日266
岡田 克也菅直人内閣2010年6月8日2010年9月17日102
前原 誠司菅直人内閣・第一次改造内閣2010年9月17日2011年1月14日120
前原 誠司菅直人内閣・第二次改造内閣2011年1月14日2011年9月2日232
枝野 幸男菅直人内閣・第二次改造内閣2011年3月7日2011年9月2日180
松本 剛明菅直人内閣・第二次改造内閣2011年3月9日2011年9月2日178
玄葉 光一郎野田内閣2011年9月2日2012年1月14日135
玄葉 光一郎野田内閣・第一次改造内閣2012年1月14日2012年6月4日143
玄葉 光一郎野田内閣・第二次改造内閣2012年6月4日2012年10月1日120
玄葉 光一郎野田内閣・第三次改造内閣2012年10月1日2012年12月26日87
岸田 文雄)第二次安倍内閣2012年12月26日2014年9月3日617
岸田 文雄第二次安倍内閣・改造内閣2014年9月3日2014年12月24日113
岸田 文雄第三次安倍内閣2014年12月24日2015年10月7日288
岸田 文雄第三次安倍内閣・第一次改造内閣2015年10月7日2016年8月3日302
岸田 文雄第三次安倍内閣・第二次改造内閣2016年8月3日2017年8月3日366
河野 太郎第三次安倍内閣・第三次改造内閣2017年8月3日2017年11月1日91
河野 太郎第四次安倍内閣2017年11月1日2018年10月2日336
河野 太郎第四次安倍内閣・第一次改造内閣2018年10月2日2019年9月11日345
令和茂木 敏充第四次安倍内閣・第二次改造内閣2019年9月11日2020年9月16日372
茂木 敏充菅義偉内閣2020年9月16日2021年10月4日384
岸田 文雄第一次岸田内閣2021年10月4日2021年11月10日38
茂木 敏充第一次岸田内閣2021年10月4日2021年11月4日32
林 芳正第二次岸田内閣2021年11月10日2022年8月10日274
林 芳正第二次岸田内閣・第一次改造内閣2022年8月10日2023年9月13日400
上川 陽子第二次岸田内閣・第二次改造内閣2023年9月13日(現在)(現在)
首相官邸HPをもとに作成

財務大臣や大蔵大臣を長く務めた政治家ランキング

財務大臣は閣僚の中でも重要ポストと言われます。

その財務大臣を長く務めた政治家を1位~5位まで紹介します。

なお、内閣総理大臣が財務大臣を兼務した時期はのぞいています。また、現役の財務大臣も除外しています。

1位:高橋 是清氏(3756日)

1位は高橋是清氏で3756日でした。

明治時代から昭和(戦前)まで政界で活躍した人で、山本内閣、原内閣、田中義一内閣、犬養内閣、斎藤内閣、岡田内閣の合計7つもの内閣で大蔵大臣を務めました。

日露戦争で巨額の戦費調達のための外債募集に成功したことで財政家として大きく評価を高めました。

2位:麻生 太郎氏(3214日)

2位は麻生太郎氏で3214日でした。第二次安倍内閣から第四次安倍内閣まで財務大臣を務め、金融部門で歴代最長内閣の運営を支えました。

3位:松方 正義氏(3150日)

3位は松方正義氏で3150日です。明治時代、近代日本政府の草創期を支えた政治家のひとりで、伊藤内閣、黒田内閣、山縣内閣で大蔵大臣をつとめたほか、自身も内閣総理大臣になっています。

4位:渡邊 國武氏(2551日)

4位は渡邊國武氏で2551日です。伊藤内閣で大蔵大臣を務めました。

松方正義氏からの評価が高く、松方内閣辞職後の伊藤内閣で大蔵大臣を任されることになりました。藩閥外の事務官から昇進した初の大臣でした。

国家予算が乏しいなかで地租改正などを実施し、明治政府の財政基盤を築いたと評価されています。

5位:宮澤 喜一氏(1899日)

5位は宮澤喜一氏で1899日です。中曾根内閣、竹下内閣で大蔵大臣を務め、自身も内閣総理大臣になりました。

総理大臣退陣後も小渕内閣と森内閣で大蔵大臣となりました。

「平成の高橋是清」と呼ばれ、冷静で着実な判断からなる財政手腕が高く評価されていました。

1~10位の在職日数一覧

氏名通算在職日数(日)内閣時代
高橋 是清3756・山本内閣
・原内閣
・田中義一内閣
・犬養内閣
・斎藤内閣
・岡田内閣
・大正
・昭和(戦前)
麻生 太郎3214・安部内閣
・菅義偉内閣
・平成
・令和
松方 正義3150・伊藤内閣
・黒田内閣
・山縣内閣
明治
渡邊 國武2551伊藤内閣明治
宮澤 喜一1899・中曾根内閣
・竹下内閣
・小渕内閣
・森内閣
・昭和(戦後)
・平成
福田 赳夫1851・佐藤内閣
・田中角栄内閣
昭和(戦後)
水田 三喜男1832・池田内閣
・佐藤内閣
昭和(戦後)
賀屋 興宣1590・近衛内閣
・東條内閣
昭和(戦前)
竹下 登1554・大平内閣
・中曾根内閣
昭和(戦後)
池田 勇人1557・吉田内閣
・石橋内閣
・岸内閣
昭和(戦後)
首相官邸HPをもとに作成

上位10人うち7人は首相経験者

大蔵大臣や財務大臣を長く務めた10人のうち、なんと7人がその後内閣総理大臣になっています。

高橋是清氏、麻生太郎氏、松方正義氏、宮澤喜一氏、福田赳夫氏、竹下登氏、池田勇人氏です。

首相として、経済政策は政府運営の重要な柱であり、財政政策と経済の理解は欠かせません。

また、財務大臣は国際的な経済会議や交渉に参加して、他国の財務大臣や国際機関との関係を築きます。国際的なネットワークと信頼関係を持っていると、首相として外交政策や国際協力を推進する上で大きな資産となります。

財務大臣と大蔵大臣の歴史が示す日本経済の変遷

戦前・戦後の大蔵省と財務省の変化

戦前の大蔵省は、軍事費調達と戦争遂行を支える財政運営が中心でした。戦後は財政再建と高度経済成長が課題となり、国内外の経済課題に対応する組織へと変化しました。

1998年の金融監督庁分離を経て、財務省として新たに出発。現在では、国家予算や税制管理が主な業務となっています。

大蔵省から財務省への移行が与えた影響

1998年、大蔵省は金融システムの透明性向上と効率化を目指して財務省に再編されました。この改革により、財務省は予算編成と税制管理に集中できる体制が整い、金融政策は独立した機関(金融庁)に委ねられました。

日本の未来を支える財務大臣像とは?

頼りになりそうな人たち

今後の財務大臣に求められる資質

これからの財務大臣には、デジタル経済の推進、気候変動対策、少子高齢化への対応が求められます。特に、財政健全化と経済成長を両立させる政策判断力が重要です。国際協調を維持しつつ、国内産業を支える役割も期待されます。

女性の財務大臣は誕生するか?

これまで日本では女性財務大臣は誕生していませんが、ジェンダー平等が進む中でその可能性は高まっています。女性ならではの視点で、柔軟な財政運営や国民生活に寄り添う政策が期待されます。

なお、女性大臣については以下の記事で詳しく解説しています。
女性大臣の歴史と現状:日本の歴代内閣での女性大臣の人数と女性が任命された大臣職を紹介

Q&A: 歴代財務大臣・大蔵大臣の功績と役割

Q1: 財務大臣と大蔵大臣の違いは何ですか?

A: 財務大臣と大蔵大臣は、役職の性質自体は類似していますが、時代背景や担当分野に違いがあります。大蔵大臣は2001年まで存在し、主に財政・金融行政を包括的に担当していました。一方、財務大臣は2001年の中央省庁再編により誕生し、財政や税制を中心に取り扱う役割を担っています。一部の金融行政は金融庁に移管されました。

Q2: 歴代財務大臣で最も在任期間が長いのは誰ですか?

A: 麻生太郎氏が最長で、2012年から2021年まで約9年間、財務大臣を務めました。彼は、消費税増税や財政健全化を進める一方で、経済の成長を重視した政策を実施しました。また、国際的な場での発言力も高く評価されました。

Q3: 歴代大蔵大臣で最も注目された人物は誰ですか?

A: 高橋是清がその一人に挙げられます。彼は昭和初期に大蔵大臣として日本経済を大恐慌から救いました。金本位制の停止や積極財政を展開し、景気回復を実現しました。また、軍事費抑制にも取り組みましたが、その結果として暗殺されました。

Q4: 初代財務大臣と大蔵大臣はそれぞれ誰ですか?

A: 初代財務大臣は宮澤喜一氏で、2001年の中央省庁再編後、初めてその役職に就きました。一方、初代大蔵大臣は明治時代の松方正義氏で、初代内閣(伊藤博文内閣)でその職を務めました。両者とも、それぞれの時代において日本の財政政策の基盤を築きました。

なお、伊藤博文については以下の記事で詳しく解説しています。
初代内閣総理大臣・伊藤博文は何をした人か|幕末から明治にかけての評価と暗殺事件の経緯を解説

Q5: 女性の財務大臣や大蔵大臣はいますか?

A: 2024年12月時点で女性財務大臣はいません。それ以前の大蔵大臣にもいませんでした。2024年にイギリスで初めて女性財務大臣が誕生しています(日本経済新聞より)。女性が財政のトップを務めることは、ジェンダー平等の観点でも注目され、今後の日本政治に新たな可能性を示しています。

Q6: 歴代大蔵大臣が日本経済に与えた最大の影響は何ですか?

A: 大蔵大臣は戦前・戦後を通じて日本の財政・経済の成長を支えました。戦前は軍事費の調整やインフラ整備を担当し、戦後は経済復興や高度成長期をリードしました。特に松方正義の財政再建、高橋是清の積極財政、戦後の池田勇人による所得倍増計画が日本経済に大きな影響を与えました。

Q7: 財務大臣が現在直面している課題は何ですか?

A: 現在の財務大臣は、少子高齢化による社会保障費の増大、財政赤字の拡大、国際経済の変動、そして気候変動対策への資金確保といった多岐にわたる課題に直面しています。これらの問題に対し、持続可能な財政政策を打ち立てることが求められています。

Q8: 大蔵省が財務省に改組された理由は何ですか?

A: 2001年の中央省庁再編により、大蔵省は財務省に改組されました。その背景には、金融政策と財政政策を分離する必要性がありました。これにより、金融行政は新設された金融庁に移管され、財務省は財政や税制の管理に専念する形になりました。

まとめ

財務大臣や大蔵大臣を務めた歴代政治家を一覧で紹介しました。

1番長く大蔵大臣(財務大臣)を務めたのは高橋是清氏で、日露戦争の外債募集にはじまり、明治・大正の日本の財政政策に欠かせない人物でした。

財務大臣・大蔵大臣の在任日数上位10番以内に首相経験者が7人もいます。財務大臣としての経験がいかに内閣総理大臣の職務に重要かが分かります。

【参考】
Wikipedia
財務省
日本銀行

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